アメリカ生活で知っておきたい事!驚きの習慣5選を紹介します

3 min

今回はアメリカ生活で知っておきたい、ちょっと変わった習慣についてご紹介します。

ただし、今回ご紹介するのは『西海岸地方』おもに『カリフォルニア州』での習慣です。
アメリカ大陸は広いので、地域や州によって大きく生活習慣は異なります。

そのあたりを踏まえて、アメリカ旅行・留学の際の参考にしてくださいね。

知らなかったアメリカの生活習慣5選

① ドアは開けっぱなし

西海岸では、基本的には部屋のドアを開けっぱなしにしておく習慣があります。
閉めっぱなしなのは倉庫への扉や玄関だけ。

個人の部屋もトイレの扉も、普段は開けっぱなし。
閉めるのは眠る時や、入室を遠慮して欲しい時だけというのが一般的です。

初めてのお宅を訪問した時は、お家の中を見せるツアーが開催されることが多いので、見せたくない部屋の扉はしめておきましょう。

ホームパーティなどで招かれると、玄関から一番近い部屋(おもに寝室)が、ゲストのジャケットやカバンをおく荷物部屋になっています。
また、トイレの扉も使用中はもちろん閉めていいのですが、利用後は扉を開けておきましょう。

アメリカでは、トイレをノックする習慣があまりありません。
扉を閉めてしまうと『誰かが入っている』と思われ、誰も洗面所を利用できなくなってしまいます。

② 鼻はすすらない!人前でも平気でハンカチでチン!

アメリカでは絶対に鼻水が垂れてきても啜ってはいけません。
この行為は非常に嫌われる行為ですので、さっと鼻をかみましょう。

アメリカではティッシュで鼻をかむのはかなりの少数派。
コロナのパンデミックで少し有名になった風習ですが、ほとんどの人がポケットにつっこんであるハンカチで繰り返し鼻をかみ、それをそのままポケットに戻します。

ちなみに食事中に鼻をかんでも、あまり非難されることはありません・・・。
しかし、やはり鼻をすする行為は非常に嫌がられますので注意しましょう。

英語では鼻紙(ティッシュ)は辞書でひくと tissue ですが、西海岸では商品名の Kleenex(クリネックス) で呼ばれる事が多いです。

それからアメリカでは、くしゃみをした人には『Bless you!(神の御加護を!)』と、声をかける習慣があります。
これは全く知らない人でも当たり前のように声を掛け合います。

もちろん、くしゃみが聞こえても絶対に言う必要はありません。
しかし、自分がくしゃみをして『Bless you!(神の御加護を!)』と言われたら、言われた数だけ『Thank you!』と返すようにしましょう。
『Bless you!(神の御加護を!)』の無視は、失礼な行為に思われますので注意してくださいね。

③ 硬貨(小銭)には名前がある

アメリカドルで使われる小銭は、1セントコイン・5セントコイン・10セントコイン・25セントコイン、そして1ドルコインです。

1ドルコインは1ドル札もあり、そこまで流通していません。

しかし、1セントコイン・5セントコイン・10セントコイン・25セントコインにはそれぞれ名前があり、一般的にはその名称で呼ばれます。

  • 1セントコイン → penny(ペニー)
  • 5セントコイン → Nickel(ニッケル)
  • 10セントコイン → Dime(ダイム)
  • 25セントコイン → Quarter(クオーター)

スーパーマーケットや小売店で現金で支払うと、レジの人に『ニッケルない?』などと聞かれる事があるので、この名称は覚えておくと何かと役に立ちますよ。

ちなみに1セント=1ペニーは『ラッキーペニー』とも呼ばれ、道で1ペニーを拾うとその日1日が良い日になると言われています。

④ 時給よりもチップが高いレストランのウェイトレス

西海岸にある超人気レストランのウェイトレスの時給はたったの2ドル。
・・・なんてことが、以前は実際によくありました。

なぜならば人気店であれば時給ではなく、ウェイトレスがチップで1日に何百ドルと稼げるからです。

採用の面接も非常に厳しく、お金を従業員がお店に払って働かせてもらうなんてことも。
今でもセレブが集まるお店だと、お客さんとのコネクションを作るために俳優やモデルの卵がよくウェイターやウェイトレスとして働いています。

日本だとサービスは0円ですが、アメリカではサービスは実費で払う物。
気持ち良いサービスを受けたら、とんでもない額のチップを払うのもセレブのステータスのようです。

⑤ 副業はあたりまえ

日本でも最近になってやっと副業が政府に推奨されましたが、西海岸ではセカンドジョブを持つのはごくごく当たり前。

メインの仕事はお金を稼ぐため、セカンドジョブは半分趣味という優雅な人もたくさんいます。

私の知り合いの獣医さんも、週に3回は本業の獣医。残りの日は女優をやっている人がいます。
他にも生活費を稼ぐだけのために週に数日働き、余った時間でキャリアチェンジのための学校へ行ったり、ボランティア活動をしたりと、年齢を重ねても新しいことにチャレンジする人はとても多いです。

わたしもぜひ見習って行きたい生き方です。

まとめ

今回は、アメリカの主に西海岸での日本とはちょっと違う生活習慣についてご紹介しました。
今回ご紹介した習慣は、日本ではあまりないちょっと変わった風習です。

もちろん日本で実践する必要はまったくありませんが、アメリカの西海岸に行く機会があるときはぜひ覚えていって実践してください!

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です