海外に住んでいるとどうしても恋しくなるのが日本の味。
そんな日本の味をドイツでどこでも手に入る材料で再現してみました!
今回使用する調味料の一部は、アジア系スーパーで購入する必要があります。

でも、Grünkohlはドイツ国内のスーパーマーケットなら、ほぼどこでも購入可能です。
目次
ドイツの高菜?Grünkohl とは?
Grünkohl とはいわゆる「ケール」のこと。
日本でもおなじみの栄養たっぷり青汁の材料の「ケール」です!
ケールに限らず、キャベツはドイツ人にとっては欠かせない食材です。
ザワークラウトの名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
ザワークラウトはドイツ名物キャベツの漬物で、ドイツでは一年中食べられています。

ドイツでは色々な種類のキャベツが購入可能ですよ!
ドイツで購入可能なキャベツ(Kohl)を6種紹介
白キャベツ(Weisskohl)

見た目は日本のキャベツそのまんまです。
でも普段のお料理用ではなくザワークラウト用のキャベツです。
非常に硬いので、普通のキャベツお料理には全く向きません。
ドイツに引越しした日本人は、大体最初にこのキャベツに騙されます。
購入には注意してください!
赤キャベツ(Rotkohl)

赤というより紫キャベツです。
こちらもザワークラウト用です。
ベルリン名物トルコ料理のドネルケバブにも大体この赤キャベツが入っています。
サラダなどにも色が綺麗なのでよく使用されています。
シュピッツコール(Spitzkohl)

円錐型のキャベツです。
見た目は異なりますが、一番日本のキャベツと食感も味も似ています。
ドイツでキャベツを使った料理を作るなら、このシュピッツコール(Spitzkohl)を購入してください。
お好み焼きにもこのシュピッツコール(Spitzkohl)です!
白菜(Chinakohl)

普通の日本の白菜と同じです。
名前は中華キャベツとなっています。
でも白菜です。
見た目も味も白菜です。
普通のスーパーマーケットでも年中購入可能で、非常に助かります。
我が家もよく購入してお鍋料理や炒め物に使っています。
トロトロに煮ても美味しいです。
芽キャベツ(Rosenkohl)

日本でもおなじみ芽キャベツです。
ドイツでもスープやポトフにいれて食べられています。
日本では、割と高級食材なイメージですね。
ドイツでは、日本よりもお手頃な価格で気軽に購入できます。
ケール(Grünkohl)

キャベツと名前はついていますが、イメージとはかけ離れてます。
どちらかというと菜っ葉系です。
えぐみと酸味が特徴で、あまりむしゃむしゃと食べるものではありません。
瓶詰めGrünkohl(ケール)の食べ方
今回作る高菜漬けに使うのは生のGrünkohlではなくて、瓶詰めの物です。
生Grünkohlは季節にもよりけりですが、あまりスーパーマーケットでも見かけません。

しかし、瓶漬けのケールは特に北ドイツでしたら、いつでもどこでも購入可能です。
ドイツでは一般的にはドイツ名物 Wurst (ソーセージ)の付け合わせとして食べられます。
少しあたためて食べると、そのままでも美味しいです。

我が家は子供も大人もこのGrünkohlが大好物なので、常に冷蔵庫にストックしています!
瓶詰めGrünkohl(ケール)で作る高菜漬け
Grünkohlで作る高菜漬けはとっても簡単です。
材料さえ揃えれば、すぐにできてしまいます。
我が家では常備菜として多めに作り、ご飯のお供やパスタソースの具として数日かけて食べています。
材料

- Grünkohl 200g
- 醤油 大さじ1/2
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 鷹の爪 1本
- ごま油 大さじ1
- 塩 少々
- 白ごま
食材を買うときの注意点
鷹の爪・ごま油・酒はアジア系マーケットで購入可能です。
特にごま油は通常のスーパーマーケットでも購入可能な場合があります。
しかしここで注意が必要です。
ごま油には、焙煎ごま油と焙煎していないごま油があります。
一般的にドイツのスーパーマーケットの油売り場で売られているのは焙煎していないごま油です。
焙煎していないごま油は、いわゆる独特のごま油の香りがしません。
焙煎したごま油は、アジア食品コーナーにおいてあります。
また、酒もスーパーマーケットで買えるときがあります。
見つからないときは、アジア系スーパーマーケットで購入してください。
作り方
- 小鍋でGrünkohlを乾煎りします。
*瓶詰めのGrünkohlは非常に水分が多いです。 - ごま油、鷹の爪加えて軽く炒めます。
- 全体に火が通ったら調味料で味付けし、水分をとばします。
味見をしてお好みで調味料を足してください。

高菜チャーハンにもおすすめ!
高菜チャーハンにもGrünkohl はおすすめです。
最初にGrünkohl を乾煎りし、ご飯と卵で炒めてください。
おいしいですよ!
まとめ
今回はドイツで簡単に手に入れることのできる、瓶詰めGrünkohl の活用方法についてご紹介しました。
海外で日本のご飯を食べるのには、それなりの労力が必要です。
しかし、工夫次第で日本とほぼ変わらない食生活をおくることもできます!
ぜひ、一度お試しください!